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調律
音の響きが変わってくるので
FTはよく調律をずらした状態で曲を作ります。
ジャンルによって変えたりしています。

去年のHDDクラッシュでデータを失ってしまい
自分でどれだけピッチを下げたか覚えていませんが
曲テーマによって変えているので、それが幸い目安になります。

例えばFuchsiaはかなり・・・・・2/5ほど下げています。
two fifthsです、トゥーフィfアァーッ

歌詞のテーマとは別に曲のテーマがあって、
それを時折FTはジャンルと呼ぶ事もあります。
Fuchsiaのテーマは荒廃です。

荒れ果てた地で、ピアノを弾きながら口ずさむ歌姫。
イントロで思い起こすのはこの地で集まり一緒にやってきた音楽仲間達。
Aメロは静かに切なく始まり、Bメロ、サビ、と徐々に楽器が加わります。
歌姫が驚いて顔を上げ瞳を開くと、亡くなった筈のかつての仲間達が。
懐かしさで込み上げる気持ちを抑えながら歌姫は唄い続けます。
2番が終わり、間奏に差し掛かります。
いつも、いつでも、皆が見守ってくれている。
歌姫は溢れる気持ちに身を任せ、この曲では初めての転調をします。
仲間も打ち合わせたかの様に音をそろえて大サビを奏でます。
大サビが終わってしまえば後は歌姫のソロパートです。
刻々と迫ってくる別れ。それでも歌姫は唄う事をやめません。
大サビが終わり、最後のソロパートを唄う頃には仲間は皆消えてしまいました。
歌姫は唄い切ると、これが私の弔いだ、とピアノに指を滑らせます。
やがて曲が終わり、歌姫はピアノに花束を置き、胸に手を当て微笑むと
荒野を歩いていきました。
やがて彼女の隣には、かつての仲間の亡霊達が。

こういうストーリを頭に思い描いて曲を作っていました。
当初は歌姫も亡くなっており、壊れたピアノが勝手に演奏を始める・・・
といったストーリーでしたが、後味が悪いかな、と思ったのと、後は
死霊を救う歌姫、無貌の歌姫、死霊に魅入られた歌姫、そんな単語が頭をよぎり・・・
生きながらにして現世を彷徨うまるで亡霊の様な歌姫、という
イメージで書き進めたところ、すらすらと出てきました。

ある所では祝福された歌姫、またある所では死霊に魅入られた歌姫と呼ばれ
その表情は目深に被った帽子ではっきりと見る事が出来ません。
歌姫が仲間達に憑かれているのか、守られているのか、それは
誰にも、歌姫にも分かりません。今後どうなるのかも誰にも分かりません。

これで話一つ書けそうですね。
妄想も大概にしておかないとと思いつつ、つい曲作りとなると
ストーリーを考えながら始めてしまいます。

Fuchsiaのリメイク版では前奏、間奏、後奏に魂の音を入れてあります
そちらは後日発売のFREEJIAⅣ設定データ集に同梱される予定です。

オリジナル版ではゲームのストーリと共に歌詞をお楽しみ下さい。
リメイク版では曲のイメージとなったストーリーで音を楽しんで頂ければ幸いです。
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